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2024/04/20 05:21 |
飯田線の旅・その3
天竜峡駅を後にした私たち。次に向かう目的地。それは……

金野駅。ちなみに「きんのえき」と読みます。





おじさんの き ん の え き だ 。





さて、この金野駅、実は知る人ぞ知る駅だったんですね。

下調べ?何それおいしいの?な私たちは全く知りませんでしたが。








金野駅への道のりは、遠く険しかった。

つーか、本当に道なのか?というところもめちゃくちゃ走った。

だから、道じゃないところも「道じゃね?」みたいな感じで入ったりした。

この面子のドライブは、最低一回は行き止まりにぶち当たって切り返しをしている。

今回の旅も、3、4回は絶対切り返してる。





まー要するに、行き止まりにぶち当たって難儀していたわけですよ。

行き止まりに到るまで、二股の道が3回ほど出現。何このダンジョン。

ナビゲーターHも、ドライバーTもお手上げ状態。




そこに、原住民の姿が!!




T、早速聞き込み開始。





おばあちゃん「オヤシロサマを左に曲がってまっすぐ行ったらあるだよ」




ひた、ひた……。





ここで言うオヤシロサマは、諏訪社のことです。

二つほど前の二股のところに、そんなものがあったような……。あーうー。





おばあちゃんに別れを告げ、まだ見ぬ金野駅を目指す。





教えてもらった通りに進んでいくと、なんかもう道なのか?見たいな細さの道に入っていく。

でも舗装はされてる。スゲー。

どんな田舎にも、アスファルトと電気はある

今回の旅の教訓のひとつです。





ガードレールもないような山道を、身体がふられるくらいの勢いで進むT。死ぬ気か。





そして、ついに終わりが見えてきた……!






オワタ\(^o^)/




ええ!?道ないよ!!??


これは……




タヌキじゃ、タヌキの仕業じゃ!!!!


いやいや、その発想はないだろ……むしろミジャグジ様の祟りだろ……。



ごめんなさい
ごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい







T「先あるから進もうぜ?」

うはwwおkwwwwww

Tに先導され、道なき道を進む4人。

驚くべきことに、橋が架かっているのを発見。

これは橋の上から取った写真。






ん?これはもしや……。


!!!!あれだ!!!!










こんなところでも権利を与えるために頑張っているオプーナさんって素敵!




そして、橋を渡りきると……。









あ り や が っ た 。





ありえねぇ……なんで駅に行くのに車必須なんだよ……(おばあちゃんと出会ってから10分くらい走った)。

じゃあ車使うだろ普通……。

しかもチャリが捨ててある……。チャリでここまで来たのかよ……。むしろどう帰ったんだよ……。

時刻表をとり忘れたんだが、ググッたら出てくるから見て欲しい。






3 時 間 に 一 本 。




しかも、注意書きに、午前午後の一部普通列車は通過するとか書いてる。

もう何のためにあるんだよ。マジで。












こういう駅を、鉄道オタクの間では、「秘境駅」と呼ぶらしい。

秘境駅(ひきょうえき)は、山奥や原野など、人里から離れた箇所に所在する過疎地の鉄道駅を指した鉄道ファンによる呼称。もともとは、牛山隆信の作った造語で、「鉄道でしか行けなくて民家がほとんどない駅」のこと。横見浩彦は「駅しかなく、何もない、降りるだけの駅」と言っている。
(wikiより抜粋)




要するに、不良債権のことである。

しかし、とても赴き深い光景。

しかも空気もおいしい。

中々風情があって、古きよき日本を彷彿とさせました。

しかし……。








これは、私たちが車を降りた側の山肌です。

盛大ながけ崩れを起こしている……。

秘境は、死と隣りあわせなのである。





続く。

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2008/05/20 02:34 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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