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2024/05/03 07:14 |
飯田線の旅・4
長かった飯田線の旅も、これが最終章。




そして、次にして、最後に目指したのが……






田本駅。





結論から言いましょう。

たどり着けませんでした。

理由を、wikiから抜粋してみましょう。



いわゆる秘境駅。ホーム背後にはコンクリート製の巨大な擁壁がそびえ、線路下は天竜川の渓谷である。駅へのアクセスは人ひとり通れる程度の山道のみが存在し、商店や民家は一切無い。車道に出るには、その山道を延々と15分ほど登らなければいけない。なお、その道の存在は地元住民でも知らない人がいる。




いいですか?



駅へのアクセスは人ひとり通れる程度の山道のみが存在し、商店や民家は一切無い車道に出るには、その山道を延々と15分ほど登らなければいけない。なお、その道の存在は地元住民でも知らない人がいる。




んなもん見つけられるかい!!!!


ちなみに、googleマップのリンクを載せておきましょう。異常さがよくわかります。

http://maps.google.co.jp/maps?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GFRC_ja___JP218&q=%E7%94%B0%E6%9C%AC%E9%A7%85%EF%BC%88%E9%95%B7%E9%87%8E%EF%BC%89&um=1&sa=X&oi=geocode_result&resnum=1&ct=image

それでもね、一生懸命探したんです。

Tが。

俺、H、Iの三人は、最早疲れ果てて帰ろうぜと連呼してましたが。

このとき、時刻は17:30くらい。もう日も落ちて、写真も撮れなくなってしまいました。

しかも、いけどもいけども山道がみつからない。





そこで、ナビゲーターHの発案。

「橋があるから、反対側から攻めてみよう」

ずっと県道側から探していた私たちは、徒歩で川を超え、田本駅にたどり着くことを決意。

マップには載ってませんが、田本駅の付近につり橋がかかっていたのですよ。

一応、そのつり橋までは車でいけたりします。







これは、つり橋の上から撮った、この旅行での最後の写真。

人工物が、左上の鉄塔ひとつしか見えません。

ここはどこの中国かと。偏見ですけど。




つり橋の向こうは、ひたすらに山。

早速道が分かれていました。

左は下り坂。右は上り坂。

つり橋から見えた線路は、現在位置から上。

私たちは、夕方、薄暗い山を登山することになった。

しかも獣道。




……熊とか出るんじゃね?




しかし、そんなことはお構いなしに進んでいくT。

なぜ走るんだお前は。

へばる三人。

あっという間に視認できなくなるT。

10分ほど登ったところで、さらに道が二つに分かれるところで、ようやく諦めてくれました。

後日、田本駅について調べた結果(つまり今)、

道が根本的に間違っていたことが判明。




たどり着くと、こうなってたらしいです。





駅前通り。

誰がなんと言おうと駅前通り。

案外、諦めずに歩いたら辿りついたかもしれないあたり、底知れぬ恐怖を感じます。






これが駅の全景。

山の斜面(右)に見えるコンクリートっぽいものが田本駅です。

説明によると、正面にあるトンネルの上から下りてくることになるそうです。







これが田本駅にあるすべての施設です。

……待合所だけて。

トイレくらい作れや!!

アレか、トイレ作るより、
自然に還したほうが優しいとかか!!





そんなこんなで、旅は終わりを告げ、帰途に着くのであった。








田本駅の検索結果を知ったTが「また行きたい」といっていたのが、非常に印象的です。





……夏はマジで熊でそうだからやめとこうぜ、な?

夕立で土砂崩れに巻き込まれるとか洒落にならんし。

平和が一番だよ?だよ?
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2008/05/20 12:19 | Comments(1) | TrackBack() | 未選択

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コメント

これだけ読ませてもらっといて短い感想だが、


ほんと生きてて良かった
posted by 猫男爵at 2008/05/20 23:34 [ コメントを修正する ]

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